京成小岩すまいるクリニック

泌尿器科 / 内科

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​泌尿器科

その他の泌尿器科疾患

  • 血精液症

  • 慢性前立腺炎

  • 間質性膀胱炎

血精液症

精液に血液が混入する病気です。前立腺炎などの炎症性疾患を含めた良性疾患が原因となることが多いとされていますが、原因がはっきりしない場合もあります。高齢では極まれに前立腺がんなどの悪性疾患が原因となることがあります。感染症を念頭に検査、加療を行いますが、場合によっては画像検査等も追加で行います。

 

慢性前立腺炎 (慢性細菌性前立腺炎、慢性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群)

前立腺炎とは頻尿、排尿困難などの排尿に関わる症状と、陰嚢と肛門の間付近を中心とした疼痛、不快感を生じるものを全般的に指します。そのなかで、慢性的にそれらの症状を示すものを以前は慢性前立腺炎と呼んでいましたが、現在はより細分化されて考えられています。改善が難しい病気ではありますが、細菌感染が原因となり発症している可能性が強い場合は長期間の抗生剤投与などを行いますが、改善が困難な場合が多いです。明らかな細菌感染がなく症状が出現している場合も同様に治療に難渋する場合が多く、治療は確立していません。一般的には植物製剤等で治療を行います。

 

間質性膀胱炎

中高年の女性に多いとされています。主な症状としては頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、尿意亢進、膀胱や尿道の不快感、膀胱痛などがあります。最も特徴のある症状は尿をためる(畜尿)とともにひどくなる膀胱の痛みで、尿を出すと軽くなったり、消えたりすることが多いです。この病気となる明らかな原因は不明で、経過が長く、原因がはっきりしない排尿障害が継続する場合は間質性膀胱炎を疑います。診断は排尿の自覚症状や、膀胱鏡検査などで、判断しますが、原因となる他の病気がないことが重要となります。

内服治療としては、抗ヒスタミン、三環系抗うつ薬、トシル酸スプラタスト、シメチジンなどがありますが、保険適応のあるお薬はありません。手術治療としては、膀胱内に水を貯めて膀胱を拡張する方法があります。全身麻酔等で膀胱の許容量以上に水をいれる方法です。ただ、症状の改善は一時的ですので、定期的に治療を行う必要があります。内服治療、手術治療以外では、行動療法、理学療法、緊張の緩和、食事療法などがあります。はっきりとした医学的根拠のあるものはありませんが、ただ、ストレスの緩和で症状が改善したり、コーヒー、アルコール、香辛料のきいた食品などを控えることでも症状が改善する場合があります。病状が悪化する食品は個人差がありますので、悪化する場合は控えることをお勧めします。飲水コントロール、定時排尿、骨盤底筋訓練などで症状が改善する場合もあります。

尿をためることで自覚症状が出現するため、飲水量をおさえる方がいますが、飲水量をおさえることで尿が濃縮され、それが刺激となり逆に病状が悪化しますので、積極的に飲水することをお勧めします。

 

参考:間質性膀胱炎診療ガイドライン.ブラックウェルパブリッシング株式会社,東京,2007.